東北大学 文学部 人文社会学科 日本語教育学専修
研究内容
学問概要
日本語教育学は、日本語を母語としない人が、それぞれの人生において日本語によるコミュニケーションを通じて、自ら日本語を学んでいけるような教室内外の学習環境をデザインする分野です。日本語を学ぼうとする学習者一人ひとりの人生と社会で何が起きているのか、その中でことばがどのように位置づけられ機能しているのかを考えます。人は子どもから大人に至るまでにどのようにことばを学んでいるのか、これまで日本語は外国語・第二言語としてどのように教えられてきたのか、日本語とはどのような構造や体系をもったことばなのかについて、実際に日本語を母語としない学習者を対象に教えることを通じて理解を深めます。
時間割・授業
2年次から専修に所属します。2年次は「日本語教育学概論」「日本語教育学基礎講読」のほか、言語学・音声学・現代日本学・社会学・社会心理学・文化人類学・日本思想史・日本語学などの関連科目を幅広く履修します。3年次の「日本語教育学実習」が必修科目で、毎秋、3年生が学内の留学生や外国人研究員らを対象に約10週間にわたる日本語の夜間コースをデザイン・実施します。4年次には卒業論文・卒業研究(12単位)に取り組みます。研究室には多くの留学生を受け入れ、学生はチューターやイベント企画運営を経験できます。
留学
東北大学文学部では、大学間交流協定・部局間交流協定に基づき、海外の協定校で1〜2学期滞在して現地学生と共に学ぶ交換留学制度があります。留学先はアメリカ、フランス、ドイツ、オランダ、中国、韓国など世界各地に及び、直近3年間(令和2〜4年度)では学部生90名・大学院生21名の合計111名が派遣されています。交換留学では原則として留学先大学からの授業料は徴収されません。
進路
就職先・大学院進学
卒業生の進路については大学側からの具体的な公表情報は限られていませんが、国内外の日本語学校・大学・国際交流機関・グローバル企業・教材開発など、日本語教育の専門性を活かせる進路が多様に広がっています。
関連する資格
東北大学文学部では、中学校教諭一種免許状(国語・社会・英語・宗教)、高等学校教諭一種免許状(国語・地理歴史・公民・英語・宗教)、日本語教員、学芸員、社会調査士の資格取得に必要な講義を受けることができます。自分の進路に合わせて活用するとよいでしょう。
受験情報
受験で必要な科目
大学入学共通テストは、国語・地理歴史/公民(2科目)・数学・理科・外国語・情報の6教科を受験します。個別学力試験(前期日程)は、国語(150分)・数学(100分)・外国語(100分・英独仏から選択)の3教科です。配点は共通テスト700点+個別試験1,300点の計2,000点で、文学部らしく国語が重視される配分(共通100点+個別500点=計600点)になっています。
学費
東北大学は国立大学なので、学費は国立大学標準額です。入学料は282,000円、授業料は年額535,800円(いずれも令和8年度予定額)。
※ この情報は令和8年度(2026年度)入試時点のものです。最新の入試情報は、東北大学アドミッション機構のウェブサイトでご確認ください。
情報取得日
2026年4月時点

