東北大学 文学部 人文社会学科 考古学専修
研究内容
学問概要
考古学は、過去の人々が残した遺跡を発掘し、そこから出土する土器・石器などの遺物や住居跡などの遺構を手がかりに、当時の生活や歴史の流れを復元していく学問です。日本史・人類学・民族学とも深く関連する分野で、現代考古学がカバーする範囲は広く、世界各地の、またそれぞれの時代の遺跡が対象となります。日本列島では、旧石器時代から近世まで、どの時代も研究対象です。文学部の考古学陳列館と標本室には各時代の貴重な考古学資料が20万点以上収蔵されており、学生はこれらの資料に触れながら学ぶことができます。
時間割・授業
2年次から専修に所属します。2年次は「考古学概論」「考古学基礎実習」「考古学基礎講読」のほか、「漢文講読」「高等英文解釈法」も履修します。基礎実習では実際の出土品を観察し、正確な図面(実測図)を作成する方法を学びます。3年次は「考古学各論」「考古学演習」「考古学実習」「博物館実習」「資料基礎論各論」が中心。考古学研究室が行う発掘調査に参加して、研究に必要な実技を修得します。4年次には卒業論文・卒業研究(12単位)に取り組みます。
留学
東北大学文学部では、大学間交流協定・部局間交流協定に基づき、海外の協定校で1〜2学期滞在して現地学生と共に学ぶ交換留学制度があります。留学先はアメリカ、フランス、ドイツ、オランダ、中国、韓国など世界各地に及び、直近3年間(令和2〜4年度)では学部生90名・大学院生21名の合計111名が派遣されています。交換留学では原則として留学先大学からの授業料は徴収されません。
進路
就職先・大学院進学
卒業後の進路としては、大学・研究所などの研究職のほかに、各地の埋蔵文化財センター、博物館や資料館、県庁や市役所の文化財担当(公務員)などがあります。学芸員の資格を取得して、それを活かす職業への道も開かれています。
関連する資格
東北大学文学部では、中学校教諭一種免許状(国語・社会・英語・宗教)、高等学校教諭一種免許状(国語・地理歴史・公民・英語・宗教)、日本語教員、学芸員、社会調査士の資格取得に必要な講義を受けることができます。自分の進路に合わせて活用するとよいでしょう。
受験情報
受験で必要な科目
大学入学共通テストは、国語・地理歴史/公民(2科目)・数学・理科・外国語・情報の6教科を受験します。個別学力試験(前期日程)は、国語(150分)・数学(100分)・外国語(100分・英独仏から選択)の3教科です。配点は共通テスト700点+個別試験1,300点の計2,000点で、文学部らしく国語が重視される配分(共通100点+個別500点=計600点)になっています。
学費
東北大学は国立大学なので、学費は国立大学標準額です。入学料は282,000円、授業料は年額535,800円(いずれも令和8年度予定額)。
※ この情報は令和8年度(2026年度)入試時点のものです。最新の入試情報は、東北大学アドミッション機構のウェブサイトでご確認ください。
情報取得日
2026年4月時点

