まとめ
人文学にも関心の高い一回生に、改めて人文学の説明をするのも釈迦に説法かとも思いました。ですが改めてざっくりとした定義を伝えることで何かしら学生の皆さんの中に生まれるものがあるかとも思い、ジブン×ジンブンとしての定義を簡単に説明しました。
その後ジンブンアトラスとテクストの説明を行い、実際に1時間ほど取り組んでいただきました。明治末期に堺で行われたという内国勧業博覧会は、彼らにとって決して身近なものではなかったはずですが、問いを立てるにつれてジブンごとになっていく実感が得られたのではないでしょうか。
アンケートでは
「1つのテクストを見て自分がこんなにも多くの疑問を出せるということに気づきました。また、日常の中にある些細な事でも疑問に思うことで人文学やこれからの研究に繋がるというヒントをもらえました。」
「人文学が総べる範囲が大変広く、自分が気になることを探究するにはもってこいだと言うこと。」
といった回答が見られ、改めて人文学についての認識を得て、これからの研究に繋がるヒントを得たようでした。もちろん人文学の定義は人それぞれなので、ぜひ自分だけの人文学のあり方を見つけてもらえれば嬉しいです。
その一方で
「他人ともう少しディスカッションしたかったです。」
「自分の考えと他の人やグループの考えを交流させて、それぞれの意見に対する新しい問いや疑問を新たに書き出すなど、より深める時間があれば良いと思いました。」
といった意見もあり、ジンブンアトラスを用いた探究についてさらなる展開の希望が見られました!
今後も様々な場所でジブン×ジンブンはジンブンアトラスを用いた人文学に関するワークショップを行っていきます!
あなたの場所でもジンブンアトラスを
ジンブンアトラスをあなたの所属するコミュニティでも実践してみませんか?
ジブン×ジンブンでは学校・職場・ウェビナー・市民講座など様々な場所でのジンブンアトラスの普及を進めています。興味のある方はこちらまでご連絡ください!