科学哲学科学史で学べる内容

研究内容

科学哲学科学史専修は、京都大学文学部・基礎現代文化学系に属する31専修のひとつで、旧帝大文学部で独立した科学哲学科学史専修を持つのは京都大学の特色です。近代科学の成立過程を歴史的に辿りながら、科学的知識とは何か、科学的説明はどのように成り立つのかといった哲学的問題を扱います。文系学部にありながら、理系的な主題を哲学的に探究する特異な専修です。

高校までの繋がり

高校の「現代社会」で科学技術の社会的影響に関心を持った経験や、理科の授業で学問としての科学の成立過程に興味を持った経験が出発点になります。大学の科学哲学科学史では、科学を「内側」ではなく「学問として」分析する視点を学びます。

履修の流れ

京都大学文学部では、1回生秋に6系の希望調査を経て2回生で系に分属、2回生秋に希望専修調査を経て3回生で専修分属となります。科学史の概観と科学哲学の基本問題を学び、関心のある主題を深め、4回生で卒業論文を執筆します。

海外への留学

京都大学は世界各国の大学と交流協定を結んでおり、全学交換留学、部局間交換留学、サマースクールなど多様な留学機会があります。文学研究科はハイデルベルク大学(ドイツ)とのジョイント・ディグリー修士課程「国際連携文化越境専攻」を設置するなど、国際連携教育に力を入れています。学部生でも各専修で扱う言語圏・地域への留学機会があり、特に語学・文学系専修では積極的な参加が推奨されます。

進路

就職先・大学院進学

京都大学文学部の卒業生は、公務員(国家・地方)、教員(中学・高校)、民間企業(金融、情報通信、製造業、商社、マスメディア、出版など)、学芸員、研究者など、幅広い分野に進んでいます。関西経済圏を拠点とする企業への就職も多く、地元から全国・グローバルまで選択肢は広いです。研究をさらに深めたい学生には、大学院文学研究科への進学の道も開かれており、学部卒業生の一定数が進学します。

関連する資格

所定の科目を履修することで、中学校教諭一種免許状(国語・社会・英語など)、高等学校教諭一種免許状(国語・地理歴史・公民・英語など)、学芸員資格を取得できます。専修によって取得できる免許教科が異なるため、分属先で確認が必要です。

受験情報

受験で必要な科目

京都大学文学部の入試は人文学科1学科の一括入学(入学後の2回生時に6系に分属、3回生時に31専修のいずれかに分属)です。大学入学共通テストでは、国語・地理歴史/公民・数学(2科目)・理科・外国語・情報の6教科を受験。共通テストの配点は各科目50点の均等配分(国語50・地歴50・数学50・外国語50・理科50・情報15点を含む265点を250点に換算)と、共通テストの重みが軽めで文系の幅広い基礎力を問う形式です。

個別学力試験(前期日程)は、国語150点・外国語150点・数学100点・地歴100点の計500点で、共通テストと合わせた総合計750点のうち個別試験の比重が高く、特に国語と外国語が重視されます。京大の国語は3題すべて記述式で120分、高度な読解力と論述力が問われる京大入試の象徴的な科目です。

学費

京都大学は国立大学なので、学費は国立大学標準額です。入学料は282,000円、授業料は年額535,800円(いずれも令和8年度予定額)。

※ この情報は令和8年度(2026年度)入試時点のものです。最新の入試情報は、京都大学入試情報のウェブサイトでご確認ください。

情報取得日

2026年4月時点