まとめ

当日は生憎の雨でしたが、久しぶりのオフライン開催となったジンブンアトラスでした。

最初はやり方がよく分からなかった人も次第にやり方を理解して、どんどん自分の気づきを付箋に貼り付けていくことができるようになっていました。

セクシュアリティ教育の一貫として行った今回は、足立東高等学校の生徒の皆さんだけではなく、養護教員の方や、他校の先生など多くの人が参加していました。

アンケートで「今日学んだこと・思ったことは何ですか?」という質問に対して、

「コメントの付け方がニコ動みたいで「snsと同じ」というのはたしかになと思いました」

という回答がありました。講座の最後に「人文学の営みは、皆さんが普段からスマホで調べて、気になったことを共有しているのと大きくは変わらない」ということを伝えましたが、そこに通じる気づきがあったようです。他にも

「自分が書いた付箋に突っ込みがあった時の喜び」

自分の気づきが他の人の気づきに連鎖していく楽しさを感じ取ってもらえました。

またアンケートで「改善点は何かありますか?」という質問に対して、

「中々自分から参加する人は少ない。多くの人と出来るといろんな意見が聞ける可能性がある。だから、多くの人が興味を持てるようにするといいと思う。」

「対話っぽい意見交換の時間があると楽しそう」

など、今回は時間の都合で省いた対話の時間に対する要望がありました。

最初はジンブンアトラスの意味がわからず頭の中に?が浮かんでいたようでしたが、実際に手を動かし始めると、あれも気になるこれも気になるといったように付箋を書く手が止まりませんでした。

全員参加の授業ではなく希望参加者だけの比較的ゆるい雰囲気で行われたのが功を奏したのか、学校で行われれる勉強というイメージから離れて取り組むこともできたと思います。

これらの意見を参考にして、ジンブンアトラスはさらに磨きをかけていきます。ご参加いただいた皆さまありがとうございました!

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