歴史・民俗学で学べる内容
研究内容
歴史・民俗学プログラムは、琉球大学人文社会学部・琉球アジア文化学科に属する3プログラムのひとつで、日本の大学で独立した琉球史・沖縄民俗研究の本格拠点を持つのは琉球大学の最大の特色です。琉球・沖縄を中心に、日本・中国・台湾・朝鮮半島を含むアジア地域の歴史と民俗文化を研究します。琉球王国期の古文書、沖縄の祭祀・芸能・風俗を現地調査することで、独自の文化圏を学問的に解明します。
高校までの繋がり
高校の「日本史」で扱う琉球・沖縄は、薩摩侵入や沖縄戦などの断片的な記述に限られます。大学の琉球史・民俗学では、琉球王国の400年史を独自の文化として体系的に学び、沖縄が中国・東南アジアと交易してきたアジアの結節点としての歴史を、現地の古文書・口承伝承を通じて深めます。
履修の流れ
琉球大学人文社会学部は3学科制(国際法政・人間社会・琉球アジア文化)で、入学時に学科を選択します。琉球アジア文化学科に進むと、3プログラム(歴史・民俗学/言語学/文学)から1つを軸に学びます。歴史・民俗学プログラムでは、文献史料の読解と現地でのフィールドワークを並行して進め、4年次に卒業論文を執筆します。
海外への留学
琉球大学は、特にアジア諸地域との交流が活発で、台湾・中国・韓国・東南アジア諸国の大学と多くの交流協定を結んでいます。沖縄から見た世界地理は東京を中心とする視点とは異なり、大阪・ソウル・香港・台北・マニラといったアジアの主要都市が「半径1500km圏内」に位置するという特徴があります。この立地を活かし、東アジア・東南アジア各地への留学プログラムが充実しているのが特色です。アジア研究を志す学生に最適な環境が整っています。
進路
就職先・大学院進学
琉球大学人文社会学部の卒業生は、公務員(特に沖縄県職員・那覇市職員などの地方自治体)が多く、教員(中学・高校)、地元金融機関(琉球銀行・沖縄銀行)、観光・サービス業、マスコミ(沖縄タイムス・琉球新報など)への就職が目立ちます。沖縄を拠点としたキャリアから本土・グローバルなキャリアまで選択肢は広いです。研究をさらに深めたい学生には、大学院人文社会科学研究科への進学の道も開かれており、特に琉球・沖縄研究を深めたい学生にとっては最適の環境です。
関連する資格
所定の科目を履修することで、中学校教諭一種免許状(国語・社会・英語)、高等学校教諭一種免許状(国語・地理歴史・公民・英語)、学芸員資格、社会福祉士の受験資格(社会学プログラム福祉学コース)、認定心理士などを取得できます。プログラム・コースによって取得可能な資格が異なるため、進学先で確認が必要です。
受験情報
受験で必要な科目
琉球大学人文社会学部は3学科制で、ジブンジンブン対象は人間社会学科と琉球アジア文化学科(国際法政学科は法・政治学のため対象外)。学科ごとに入試配点が異なります。
人間社会学科 前期日程:共通テスト6教科900点+個別試験「小論文」100点=計1000点。共通テストの比重が極めて高く、小論文が決め手の入試です。
琉球アジア文化学科 前期日程:共通テスト6教科1000点+個別試験「小論文」100点・「面接」100点=計1200点。共通テストに加え、面接で琉球・アジア文化への関心が問われる独自の入試形式です。
後期日程はいずれも面接重視で、人間社会学科は面接、琉球アジア文化学科は口頭試問が課されます。
学費
琉球大学は国立大学なので、学費は国立大学標準額です。入学料は282,000円、授業料は年額535,800円(いずれも令和8年度予定額)。
※ この情報は令和8年度(2026年度)入試時点のものです。最新の入試情報は、琉球大学入試情報のウェブサイトでご確認ください。
情報取得日
2026年4月時点

