考古学で学べる内容
研究内容
考古学分野は、九州大学文学部・歴史学コースに属する分野のひとつです。旧石器時代から近世に至るまで、土器・石器・金属器といった物的資料や遺構の分析を通じて、文字に残されなかった人類の営みを復元します。九州は日本考古学の発祥地の一つであり、弥生文化・古墳文化の研究に特色があります。フィールドワーク(発掘調査)も学習の重要な柱です。
高校までの繋がり
高校の「日本史」「世界史」では、主に文字資料に基づく歴史が扱われます。考古学はそれとは異なる切り口で、モノが語る歴史を掘り起こす学問です。高校までの歴史像を、モノの側から問い直す経験になります。
履修の流れ
1年間の基幹教育を受けた後、2年次から専門分野に所属し、考古学の基本概念と資料整理の方法を学びます。3年次以降は発掘調査にも参加しながら専門性を深め、4年次には卒業論文を自力でまとめます。
海外への留学
九州大学は、世界各国の大学と多数の交流協定を結び、活発な国際交流を展開しています。文学部には「国際コース」が設けられており、英語を重視した教育を受けながら、通常の専門分野にも所属できる独自のプログラムがあります。また、各専門分野ごとに海外の大学との独自の連携もあり、アジアをはじめとする地域への留学プログラムが充実しています。九州という地の利を活かし、特に東アジア各国との学術交流が盛んなのも特色です。
進路
就職先・大学院進学
九州大学文学部の卒業生は、公務員(国家・地方)、教員(中学・高校)、民間企業(金融、情報通信、製造業、商社、マスメディアなど)、学芸員、出版社、図書館員など、多彩な分野に進んでいます。九州地方を拠点とする企業への就職も多く、地元に根ざしたキャリアから全国・グローバルなキャリアまで、幅広い選択肢があります。研究をさらに深めたい学生には、大学院人文科学府への進学の道も開かれています。
関連する資格
所定の科目を履修することで、中学校教諭一種免許状(国語・社会・英語)、高等学校教諭一種免許状(国語・地理歴史・公民・英語)、学芸員資格、司書・司書教諭資格などを取得できます。博物館・美術館関係への就職を考える学生には、学芸員資格の取得が推奨されます。
受験情報
受験で必要な科目
大学入学共通テストは、国語・地理歴史/公民(2科目)・数学(2科目)・理科・外国語・情報の6教科を受験します。個別学力試験(前期日程)は、国語・外国語(英語)・数学・地歴の4教科必須です。配点は共通テスト275点+個別試験500点の計775点で、個別試験の比重が非常に高く、2次試験で力を発揮できる受験生に向いています。
学費
九州大学は国立大学なので、学費は国立大学標準額です。入学料は282,000円、授業料は年額535,800円(いずれも令和8年度予定額)。
※ この情報は令和8年度(2026年度)入試時点のものです。最新の入試情報は、九州大学入試情報のウェブサイトでご確認ください。
情報取得日
2026年4月時点

