Q6-1. 大学の外で学ぶ上で難しい点はあるでしょうか?
おそらくオンライン学会や市民講座は他のインタビュイーの方々が挙げていると思うので、角度を変えて、展覧会および展覧会カタログを挙げておきたいと思います。
展覧会は、その美術館や博物館が学術的にガチで調査をして、資料もしっかり集めて、初学者にもわかりやすいようにストーリーをつくって、ちゃんと価値のある展示をつくろうと努力して生まれるものなので、その時点でのその分野の研究の総集編(あるいはダイジェスト?)みたいになるのでとてもおすすめです。そこから興味をもてる物やテーマに出会えるかもしれません。
展覧会カタログ(図録とも)も、展示物の紹介だけでなく、館の学芸員や展覧会に協力した研究者とかの論文、参考文献などが豊富に載っているので、自分で調べものをするときの指針になります。書籍ではなく小冊子(図像の著作権料が不要)という扱いなので、情報量のわりに安いのも魅力的です。[1]レファレンス協同サービスなどに似た質問があることも
ーー今日はありがとうございました!
こちらこそありがとうございました!