中国哲学で学べる内容

研究内容

中国哲学専修は、大阪大学文学部に設置されている20の専修のひとつです。孔子・孟子・老子・荘子といった先秦思想から、宋明理学、清代考証学まで、中国思想史の全体を対象に研究します。古典中国語(漢文)で原典を読み解きながら、東アジアの知的伝統の核に迫ります。

高校までの繋がり

高校の「漢文」「倫理」で触れる孔子・孟子は、中国哲学の入り口にすぎません。大学では、漢文読解の力を本格的に養いながら、諸子百家から近世の思想まで、中国の思想史を体系的に学びます。

履修の流れ

1・2年次の全学共通教育を受けた後、2年次から専修に所属します。漢文読解の訓練と、関心のある時代・思想家を深める専門演習を受講します。4年次には、学びの集大成として卒業論文を執筆します。

海外への留学

大阪大学は、世界各国の大学と多数の交流協定を結び、活発な国際交流を展開しています。文学部でも、各専修ごとに海外大学との独自の連携があり、言語・地域を問わず学部時代から海外研究に一歩を踏み出せる環境が整っています。2022年に言語文化研究科と統合して新設された人文学研究科を基盤に、特に多言語・多文化研究に強みを持つのが大阪大学の特色です。また、留学中の授業料相互免除プログラムや大学独自の奨学金も充実しています。

進路

就職先・大学院進学

大阪大学文学部の卒業生は、公務員(国家・地方)、教員(中学・高校)、民間企業(金融、情報通信、製造業、商社、マスメディアなど)、出版社、図書館員、学芸員など、多彩な分野に進んでいます。関西経済圏を拠点とする企業への就職も多く、地元に根ざしたキャリアから全国・グローバルなキャリアまで、幅広い選択肢があります。研究をさらに深めたい学生には、大学院人文学研究科への進学の道も開かれています。

関連する資格

所定の科目を履修することで、中学校教諭一種免許状(国語・社会・英語など)、高等学校教諭一種免許状(国語・地理歴史・公民・英語など)、学芸員資格を取得できます。博物館・美術館関係への就職を考える学生には、学芸員資格の取得が推奨されます。

受験情報

受験で必要な科目

大学入学共通テストは、国語・地理歴史/公民・数学(2科目)・理科・外国語・情報の6教科を受験します。個別学力試験(前期日程)は、国語・外国語(英語)・数学または地理歴史(世界史/日本史/地理から1科目)の3教科です。配点は共通テスト260点+個別試験800点の計1060点で、個別試験の比重が極めて高く、さらに個別試験の国語と英語が各300点と配分されており、旧帝大の中でもトップクラスの国語・英語重視型の入試になっています。

学費

大阪大学は国立大学なので、学費は国立大学標準額です。入学料は282,000円、授業料は年額535,800円(いずれも令和8年度予定額)。

※ この情報は令和8年度(2026年度)入試時点のものです。最新の入試情報は、大阪大学入試情報のウェブサイトでご確認ください。

情報取得日

2026年4月時点