研究内容

学問概要

現代文芸論研究室は、国家による分け方に縛られない文学研究が行われます。東欧圏(特にチェコやポーランド)、ラテンアメリカ、そしてカリブ海などのマイナー文学の研究が盛んです。また補助的ですが、文学理論や文学創作、翻訳に関する講義も開かれることがあります。

基本的な書籍

大橋洋一『新文学入門』岩波セミナーブックス、1995

留学

文学部が提携校と交換留学の制度を準備しています。

時間割・授業

移民文学、マイナー文学、世界文学など、文学を独自の切り口で吟味する講義が行われます。演習ではラテンアメリカや東欧その他の外国語文学を原文や翻訳で読み、自分の分析を発表します。現代文芸論の特徴は、他研究室の授業で必修単位に認定されるものが多いことです。学生は自分の興味に従って、様々な国・言語の文学を学ぶことができます。

卒論

基本的に外国語の文学作品を原文で読み、分析することを求められます。ただ他の文学系研究室と異なり、言語に制限はありませんし、数は少ないですが映画を扱うこともあります。卒論・修論の題目は研究室HPで見られます。

高校までの繋がり

高校までの勉強との繋がり

英語やその他外国語の学習、国語などにおける小説や詩、評論の読解、そして世界史(特に教科書に取り上げられない地域)の知識が関連します。また倫理における哲学史的な知識が必要になることもあります。

受験で必要な科目

特になし。

進路

就職先・大学院進学

就職先は銀行、新聞社、IT企業など様々です。大学院には毎年1,2人が進学しますが、他の専門分野の大学院に進学する学生も多いです。

関連する資格

国語と英語の教員免許を取得に必要な講義を受けられます。

学生の声

楽しいこと

まさに古今東西あらゆる文学を学ぶことができる研究室で、比較的小規模でアットホームな雰囲気です。見たことも聞いたこともないような国や作家の作品を、じっくりと学ぶことができます。

できないとつらいこと

英語だけでなく第二、場合によっては第三外国語の習得が推奨されるため、外国語に苦手意識があるとつらいです。またそもそも文学作品に関心がないと、自由度が高いがゆえにやるべきことを見出せないことがあります。

その他

学費・研究費用

大学の学費以外に特に出費はありません。

公式HP

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