文化資源学コースで学べる内容
研究内容
文化資源学コースは、人がつくり伝えてきた文化を「資源」としてとらえ、その成り立ちや価値を調べるコースです。分野は、日本と西洋の考古学、文化財の保存と活用、日本美術を中心とする芸術史、民俗学、博物館学のほか、日本の古典文学と近現代文学、言語学・日本語学、日本と西洋の倫理思想史、漢文の原典を読む東アジア思想まで広がっています。発掘や野外での調査、地域の人への聞き取りなど、現地に出向いて資料を集める授業が多いのが特徴です。文学や思想の分野では、作品や原典を時代背景とあわせて読み込みます。見つけた文化の魅力を国内外に伝え、地域の文化振興に生かす力を身につけることも目標にしています。
高校までの繋がり
古文・漢文を含む「国語」の学びは、日本文学や東アジア思想の授業にそのままつながります。「日本史探究」「世界史探究」で学ぶ時代の流れは、考古学や芸術史を学ぶときの土台になります。「倫理」で触れた思想家の考えを、原典で読み直す授業もあります。
履修の流れ
入試は文化創生課程として出願します。1年次は課程に所属して教養科目と学部の基本科目を学び、1年次の終わりまでに文化資源学コースを選びます。2年次にコースの専門科目を本格的に学び、2年次の終わりまでにゼミを決めます。3年次から少人数のゼミに所属し、4年次にゼミでの研究を卒業研究にまとめます。授業は弘前市の文京町キャンパスで行われます。
海外への留学
弘前大学は23の国・地域の58の大学等と大学間交流協定を結んでいます(2025年10月時点)。協定校への交換留学は半年から1年間で、在学したまま留学する場合は弘前大学に授業料を納め、協定校の正規授業の授業料は不要です(語学センターの授業料などは別にかかる場合があります)。
進路
就職先・大学院進学
文化創生課程の主な就職先として、公式サイトには株式会社中川政七商店、住友生命保険、東京海上日動火災保険、北海道旅客鉄道、青森放送、株式会社青森みちのく銀行などの企業、青森県・秋田県の公立学校、厚生労働省、国土交通省東北地方整備局、青森県、弘前市などの官公庁が挙げられています(課程全体の掲載で、年度の記載はありません)。大学院には、弘前大学大学院人文社会科学研究科 人文社会科学専攻(修士課程)があり、文化財論、日本語・日本文学、思想・芸術科学などの分野で研究を続けられます。
関連する資格
中学校教諭一種免許状(国語・社会)、高等学校教諭一種免許状(国語・地理歴史)、学芸員、社会調査士の資格を取得できます。
受験情報
受験で必要な科目(2027年度入試)
- 前期:共通テスト900点(国語200、地理歴史・公民から2科目200、数学・理科・情報から高得点の3科目300、外国語〔英語〕200)+個別600点(国語300、外国語300)=合計1,500点
- 後期:共通テスト900点(前期と同じ構成)+個別900点(小論文。2つの試験時間に分けて実施)=合計1,800点
学費
- 入学料:282,000円
- 授業料:年額535,800円
- 初年度納入金:817,800円
※この情報は2027年度入試時点のものです。最新の入試情報は、弘前大学の入試情報サイトでご確認ください。
情報取得日
2026年10月時点

