哲学科で学べる内容

研究内容

古代から現代にいたる哲学史の理解を土台に、哲学思想、倫理学、芸術文化などの領域を学びます。原典や主要な研究文献を読み解き、論点を整理し、反論を見据えて主張を組み立て、文章と口頭で表現する訓練を段階的に積むことが学びの中心です。西洋哲学に加えて、西田幾多郎などの日本近代哲学、大乗仏教や浄土教、儒教などの東洋思想の科目も開講されています。

高校までの繋がり

高校の「倫理」で名前を知る哲学者の思想を、原典を読みながら掘り下げていく学科です。原典講読が中心となるため語学が重視され、第1外国語はドイツ語または英語から選び、フランス語、古典ギリシア語、ラテン語も履修できます。

履修の流れ

入試は学科単位で出願するため、入学時点で哲学科に所属します。1年次は「哲学入門」と少人数の「哲学演習Ⅰ」で文献読解と表現の基礎を学び、1・2年次には古代・中世・近世の哲学史科目で思想の展開を広く学びます。2年次以降は形而上学、倫理学、美学、認識論などの分野から関心に応じて専門を深めます。卒業論文は必修で、3年次秋学期に指導教員を希望し、4年次12月初旬に提出、1月下旬に口頭試問があります。キャンパスは東京都千代田区の四ツ谷キャンパスです。

海外への留学

上智大学の交換留学協定校は350大学・64の国と地域です(2026年5月現在)。海外協定校は、学術交流協定校を含めると414大学・87の国と地域です。

進路

就職先・大学院進学

卒業生の進路は研究・教育のほか、出版、文化・芸術、報道、行政、企業など多岐にわたります。大学公式の学科紹介ページには、主な進路先として三井住友信託銀行、東京海上日動火災保険、日本生命保険、住友商事、双日、NTTデータ、SCSK、集英社、日本経済新聞社、厚生労働省、文部科学省、東京都が挙げられています。大学院に進学し、哲学、倫理学、宗教学、教育学などの分野で研究を続ける卒業生もいます。学内には大学院文学研究科哲学専攻が置かれています。

関連する資格

所定の科目を修得すると、中学校教諭一種免許状(社会)、高等学校教諭一種免許状(公民)を取得できます。学芸員課程も履修できます。

受験情報

受験で必要な科目(2026年度一般選抜)

  • TEAPスコア利用方式(全学統一日程入試):英語はTEAPまたはTEAP CBTのスコアを利用(150点)。大学独自試験は国語(60分・100点)と、地理歴史または数学から1科目(「歴史総合,日本史探究」「歴史総合,世界史探究」「数学Ⅰ・Ⅱ・A・B(数列)・C(ベクトル)」から選択、90分・100点)。合計350点。
  • 学部学科試験・共通テスト併用方式:大学入学共通テストの外国語(60点)、国語(40点)、地理歴史・公民・数学から1科目(40点。「歴史総合,日本史探究」「歴史総合,世界史探究」「地理総合,地理探究」「公共,倫理」「公共,政治・経済」「数学Ⅰ,数学A」から選択)と、学部学科試験「哲学への関心および読解力・思考力・表現力を問う試験」(75分・100点、マーク式・記述式併用)で判定します。合計240点。共通テストの英語は、哲学科のみリーディング120点:リスニング80点の比率に換算して利用します。
  • 共通テスト利用方式(3教科型・4教科型)も実施されています。

学費

初年度納入金は1,408,650円です(2026年度学費。入学金200,000円、在籍料・授業料・教育充実費、学生教育研究災害傷害保険料を含む。春学期805,650円、秋学期603,000円)。

※この情報は2026年度入試時点のものです。最新の入試情報は、上智大学の入試情報サイトでご確認ください。

情報取得日

2026年9月時点